かんおんの森から part25月号


 遠くから「校長先生、おはようございます。」と、元気な挨拶の声が運動場の響いています。
今、学校では「めざせ!あいさつマイスター」の取り組みを行っています。
「自分から挨拶しよう」「1日10人以上の大人の人に」「10日間以上」これができた人には、
名札にシールを貼り、「あいさつマイスター」に任命します。
 朝登校するまでに「もう13人挨拶したよ。」と報告してくれる子、校内でも先生や
お客様と出会うと自分から挨拶をする子どもたちがたくさんいます。
20日の大休憩には、「あいさつマイスター」がたくさん誕生し、校長室前はにぎやかでした。

 皆さん、上田教頭先生と挨拶を交わされたことがありますか。教頭先生の挨拶は、いつも笑顔でさわやかです。教頭先生と挨拶すると温かい気持ちになり、元気をもらっています。
ですから、教頭先生は「スーパーあいさつマイスター」です。

「お」おはようございます。
「あ」ありがとうございます。
「し」しつれいします。
「す」すみません。
「さ」さようなら。

 挨拶には、不思議な力があります。たくさんの人と挨拶をするどの子の顔も笑顔でいっぱいになっています。
人と人との出会いのとき、挨拶する人は、相手の存在をきちんと認めて敬意を払っているということができます。
ですから、「挨拶を大切にする人」は、「人を大切にする人」ともいえます。「人権を大切にする」と言いますが、
挨拶は人を大切にするはじめの一歩かもしれません。だから、私たちは、子どもたちが大人になったとき、
挨拶が気持ちよくできる大人になってほしいと願っています。これを機会に、挨拶が習慣となり、
学校でも家庭でも地域でも、自然に自分から笑顔で挨拶のできる「スーパーあいさつマイスター」の
子どもたちが増えてくれることを願っています。

 さて、先日のPTA総会では大変お世話になりました。田村先生から「ひろしま型カリキュラム」について
説明いたしました。熱心にお聞きいただきありがとうございました。しっかりと考え、判断し、表現することの
できる子どもたちの育成を目指して、日々の授業を大切に行っていきます。
今、学校では運動会の練習が、始まりました。子どもたちが話し合い、「心をひとつに 最後まで」を
スローガンに決め、どの学年の子どもたちも練習に励んでいます。一人一人が一生懸命にやり抜く姿、
そして、友達を意識しながら、演技している姿、高学年の係りの仕事ぶり等、楽しみがいっぱいです。
PTAの皆様にも毎年さまざまなお手伝いをいただき、大変感謝しております。学校の教育活動を円滑に
進めるためには保護者の皆様の協力が必要です。今後ともよろしくお願いいたします。